架け橋となること

「仕事を選ぶ基準はなんですか?」

と聞かれることがある。

そんなとき決まって答えているのは、、、

僕が心からやりたいと思うかどうか、
目の前の人に貢献することでよりよくなるのかどうか、
そして、相互にシナジーを生んで
社会により良い価値を生みだせるのか

ということ。

事実やデータよりもこういったことを
瞬時にパッと感じて決める。

よく考えてから決断するとか、
持ち帰って検討するということは
ほとんどない。

今までの仕事の経験から、
自分の直感に従った方が
うまくいくからだ。

合理的に考えて受けた方が
メリットが大きいようにみえても
自分の魂がざわついたら
ノーと言う。

白洲次郎のプリンシプルのようなもので
明確な基準があるのだ。

とにかくどんな仕事でも何でも受ける

という時期もあったのだが、
酸いも甘いもいろんな経験を経て
基準が出来上がり、今のスタイルになった。

Win-Win or No Deal

とはよく言ったもので、
無理をしてどちらかが損をするくらいなら
潔くNo Dealを選択した方がよっぽど良い。

「他力本願の乞食根性を捨てよ」

とは白洲次郎の言葉。

仕事において相手に期待し、何かやってもらおうという
甘えは共依存の関係にしかならない。

たったふたりだけの世界なら
許されるかもしれないが
現実は違う。

自分にも相手にも周りの人たちがいて、
その周りの人達の周りにもたくさんの人がいる。

もっと言えば、ここまで来るのに
多くの人たちの助けがあっての今であり
次の世代の人たちにも繋ぐための今でもある。

僕たちは大きな旅の途中で
船に乗っているようなもの。

いつかこの船に乗りたい、
いっしょに旅したい、
自分の理想を実現したい。

そんな夢と希望で溢れた人たちの
架け橋となること。

そこに強いパッションがある。

裏を返せば、、、

ここに橋をかけることで
自分も相手も世界もより良くなっていくのか

というのが自分なりの基準かもしれない。

自分だけが良ければいいのではない。

自分を押し殺して、相手が喜んでいるだけも違う。

自分たちが笑っていて、
世界が悲しんでいるのをみるのも
好きじゃあない。

欲張りかもしれないが、
みんなでハッピーとなる世界を
目指したいのだ。

そんなの無理だよ
とほとんどの人が言うだろう。

でも、せめて僕は目の前の人に
思いやりをもって愛情を注ぎ続けたい
と思うのだ。

では、最後にチャップリンのこんな言葉を、、、

「必要なのは知識でなく思いやりである。思いやりがなければ残るのは暴力だけである。心に愛を知らぬものだけが憎しみ合うのだ。人生はもっと美しく、もっと素晴らしいはずだ。」

幼少期より私が影響を受けた人たちから学んだことは「成長」と「挑戦」です。自己研鑽しチャレンジし続ける。その姿を通じて次世代を担う若者達、 同世代のリーダー達と役割を発見し、希望をもたらすことが自分の使命だと思っています。

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