アルファであり、オメガである

ストレスは無くした方がいいのだろうか。

そもそもストレスをゼロにできるのだろうか。

学術的な見解は専門家にお任せするとして、
この手の質問をちらほらともらうので、
僕の見解をここで述べておこう。

もう10年近く前になるかもしれないが、
とある講座に外部講師として依頼され
登壇したときの話。

お題は、、、

好きなことを仕事にする

というものだった。

まあ、よく言われているテーマのトピックだが、
どうやら僕は好きなことを仕事にしている
ように見えたらしい。

僕自身はそんなつもりもないが、
まあ、確かに儲かる儲からないより
どれだけ純粋に自分の心に素直になれるか
というのを子どもの頃から選んでいたように思う。
(だからマイペースとかに見られるんだよね)

そのセミナーの時もお話ししたのだが、
好きなことをやるというのは、
好き勝手自分の思うままにやるという
意味ではない。

少なくとも僕はそう考えていない。

中には苦しいこと、
辛いこと、圧のかかることもあるだろう。

人はそれをストレスと呼ぶかもしれない
し、避けるかもしれない。

でも僕は避けた方が良いストレスと
積極的に選択した方が良い淘汰圧に
わけている。

生き物の進化の過程で必要だった
淘汰圧。

その圧に耐え忍び、打ち勝つことで
僕たちは進化してきた。

映画やゲームの主人公に
必ず困難があるように、
僕たちにもたくさんの困難が降りかかる。

苦悩と直面する。

しかしそれは進化において
必要なものであって、
無駄なものではないのだ。

主人公が成長し、
自分の目的を達成するためには、
理想の世界を実現するためには、
自分と自分以外の大切な人の幸せのためには、
避けては通れない道。

もちろん危険も伴うし、
未知の恐怖もあるだろう。

先の見えない不安もある。

身体的にだけでなく、
精神的にも
重苦しいストレスもかかる。

主人公が主人公になるために
必要なことなのだ。

気をつけなくてはいけないことは、
避けたほうがいいストレス。

自分にどんなにポジティブに言い聞かせても、
肉体を精神を魂を蝕む。

では、ここで一段思考を深めて、
進化・成長に必要な淘汰圧と
避けるべきストレスを考察してみよう。

辛いけど進化のために必要な淘汰圧の特徴は、、、

その先のゴールに未来があるという事と
やっている事そのものがゴールであるという事。

一見、矛盾しているように感じるかもしれないが
自分なりにうまく定義されていると思う。

始まりであり、終わり。

見返りやベネフィット、他者の承認、フィードバックがなくても
ついついやってしまうもの。

辛く苦しいけども、夢中になって取り組んでしまうもの。

もうイヤだ!と思って、
距離をとってもついついまたやりたくなってしまうもの。

これらが淘汰圧の源泉だと思っている。

逆に言えば、避けないといけないストレスは、、、

誰かの顔色を伺いながら取り組んだり、
承認を得るために頑張ってみたり、
空気を保つためにやってみたり。

さあ、今、あなたが抱えているストレスはどっちだ?

LIBERATORなら自分の内なる声に
答えがあるはずだ。

では、最後にこんな言葉を紹介しよう、、、

医者は生活の安定を約束していた。
しかし、僕は画が描きたかったのだ。

医者というキャリアから
漫画の神様になった手塚治虫らしい一言。

まさに自分の内なる声に従い続けた
LIBERATORだったのだ。

幼少期より私が影響を受けた人たちから学んだことは「成長」と「挑戦」です。自己研鑽しチャレンジし続ける。その姿を通じて次世代を担う若者達、 同世代のリーダー達と役割を発見し、希望をもたらすことが自分の使命だと思っています。

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